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獣医師になるには?仕事と資格

獣医師の仕事内容と活躍

獣医師と聞いてまず思い浮かぶのは、動物病院(ペット病院)で犬や猫などペットの病気やけがを診察・治療・手術を行うお医者さんでしょうか。獣医さんとも呼ばれていますね。

犬や猫だけではなくうさぎ、ハムスター、フェレット、モルモット、リス、鳥などの小動物、亀、蛇、トカゲ、イグアナ、といった爬虫類、カエル、ウーパールーパーなどの両生類
サル、フェネック、ミニブタ、ヤギ、ヒツジなども診察対象となっている専門の動物病院もあり、ペットブームで家族の一員として扱われている今動物病院はなくてはならない存在になっています。

また、獣医師の活躍はペットとしての小動物だけではありません。

・動物園・水族館で展示されている動物の病気の予防や治療

・農家や牧場の牛・豚・鶏の診察・予防接種・飼育管理のアドバイス

・実験動物の管理や試験研究

なども獣医師が行っています。

動物園・水族館での勤務は募集数が少なく人気が高いためなかなか働くのは難しいようです。

ちなみに獣医師の資格は国家資格。

獣医師の資格を持っていないものが治療をすることはできません。

獣医師の資格を取得する方法

獣医師になるには、獣医学科のある大学に入学し6年間学び卒業しなければなりません。

大学卒業後、1年に1度の獣医師国家試験を受験し合格することで獣医師の資格が取得できます。

獣医師になる基本的なルート

獣医師になるには

※これが最も基本的な獣医師になるルートとなりますが、これ以外にも獣医学旧課程を修めて昭和53年までに卒業した者、獣医師国家試験予備試験合格者など・・・詳細は農林水産省・獣医国家試験の受験手順をご確認ください。

獣医師になれる大学はなんと全国に16校!

獣医師になれる大学→獣医師

まずは大学に合格、6年間しっかり勉強し卒業後国家試験に合格。

生半可な気持ちではなれない難易度の高い職業となります。

🐨試験日

獣医師国家試験は大体2月の中旬頃行われています。

平成28年は2月16日・17日
平成29年は2月14日・15日

試験会場は北海道・東京・福岡

獣医師国家試験の難易度

平成28年度の受験者数 1299人 合格者数は1024人 合格率は78.8%

新卒の合格率  88% 既卒の合格率は 47.9%

平成27年度の受験者数 1241人 合格者数は938人 合格率は75.6%
新卒の合格率  84.8% 既卒の合格率は 35.0%

平成26年度の受験者数 1237人 合格者数は1011人 合格率は81.7%
新卒の合格率  90.2% 既卒の合格率は 40.4%

と結果がでています。(農林水産省・獣医国家試験の結果過去5年より)

合格率は大体75%~80%。

平成25年の合格率は81.8% 平成24年は83.7%ですので年々難易度が上がっていること、既卒の合格率が新卒と比べると合格率がだいぶ下がっていることがわかります。